ノートパソコンでコスパの良い機種を探していませんか?
今回はコスパ最強とよく評されるモバイルノートパソコン「Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10(13.3型 AMD)」を1年間使ったうえでレビューします。
名前の(13.3型 AMD)にあるように、13.3インチディスプレイ、AMD Ryzen搭載CPUのモデルです。以降は「Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10」と表記します。

Lenovoのパソコンは、名前が長くなりがちです(;^ω^)
筆者は中学生からノートパソコンを使い始め、現在20年以上のパソコンユーザーです。
2025年1月にこのパソコンを購入し、実際に仕事で約1年間使いました。実際の体験をもとに使用感を伝えたいと思います。
結論から言うと、Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は
- 約10万円(購入当時)で事務作業や2D CADを使った設計は十分こなせる
- 軽くて持ち運びの負担が少ない
- 動画視聴やブラウザでの調べものも快適
と、筆者としては買ってよかった、大満足のノートパソコンです。

キウイです。産業機器メーカーに勤める傍ら、ブログ「キウイ設計」を運用したり、業務委託として機械設計の副業をしたりしています。
それでは、レビューしていきます!
- Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10を買った理由
- Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10に求めたことと、実際の評価
- Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10の良いところ
- Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10の悪いところ
- Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10のバッテリー動作時間検証
- Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は、コスパの良いモバイルノートパソコンが欲しい人におすすめ
- モデルチェンジ後も、コスパの良い機種であり続けると予想
- (まとめ)Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は、10万円台で買えるコスパ重視モバイルノートの有力候補
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10を買った理由

筆者は会社員として勤める傍ら、副業(事業)として製造業ライター業務、機械設計業務を行っています。普段は自宅でデスクトップPCで作業しています。
実家に帰ったり、出張したりなど外出したときに
- WordPressで記事を執筆したい
- 製図や資料作成など機械設計業務をしたい
- 出張時の打ち合わせでPDFファイルを開いたり、Web会議をしたい
ということで、ノートパソコンを購入しました。
家ではデスクトップ、外出先ではノートと2台持ちなので、データはGoogle DriveやOne Driveで常に共有しています。
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10に求めたことと、実際の評価
筆者がノートパソコンに求めたことと、実際に使ってみた評価をまとめました。
| ノートパソコンに求めたこと | 評価(◎~×の4段階) | コメント |
|---|---|---|
| 持ち運びやすさ | ◎ | モバイルモニターと一緒に持ち歩ける軽さが良い |
| 仕事ができる性能 | ◎ | WordPress、Office系ソフト、2D CADは十分動く |
| ディスプレイ出力・Power Deliveryに対応するUSB Type-Cが2つ以上ある | ◎ | モバイルモニターとUSB PD充電器の両方がつながる |
| 予算10~15万円くらいで買える | ◎ | セール時に周辺機器付きで10万円ちょっとで買えた |

やりたいことができてお手頃価格で、大満足!
それぞれの項目について詳しく評価します。
持ち運びやすさ

ノートパソコン本体の重さは、持ち運んだ時のズッシリ感にかなり影響します。
筆者の感覚だと、1.2kgくらいならかばんに入れて持ち出しても、そこまでズッシリこないかな?という感じです。
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10の本体重量は1.15kgで軽量です。実際ノートパソコンとマウスだけの持ち出しだとズッシリ感はなく、かなり気軽に持ち出せます。
モバイルモニターを含めた周辺機器と合わせてフルセットで持ち出すにしても、
- パソコン 1.15kg
- モバイルモニター 780g
- USB-C 電源アダプター 93g
- マウス 50gくらい
と、合わせて2.1kgほど。
外出先で電源を確保しながらデュアルディスプレイ環境が構築できます。
出張や帰省など移動はなんだかんだ疲れますので、荷物が軽いことで少しでも疲れが軽減するのは良いことです。
仕事ができる性能

筆者が仕事でパソコンに求める性能は、一般的な事務作業に毛が生えた程度です。
- ライティング・ブログ執筆:WordPressでの執筆作業ができる、Office系ソフトで図解を作成する
- 設計業務:2D CAD(Jw_cad)で製図したり、Office系ソフトで設計資料を作成する
- インターネット閲覧:調べものでブラウザが快適に使える
この程度の作業なので、CPUはノートパソコン用のRyzen 5、メモリは16GB、GPUもCPU内蔵のもので十分でした。公式ページの本機のスペックはこちら。
なんと、3D CADを使った設計もできました。SolidWorksを起動して、部品数が数十個のアセンブリを開き、編集することができています。

思ったよりこのノートパソコンでできることは多そうです。
ディスプレイ出力・Power Deliveryに対応するUSB Type-Cが2つ以上ある


なるべく荷物を軽くしつつ、デュアルディスプレイ環境で作業したい!
この希望を満足するには、ディスプレイ出力・Power Deliveryに対応するUSB Type-Cが2つ以上必要でした。
これがあると、モバイルモニターの接続もたった1本のUSB Type-Cケーブルで画面出力と、モバイルモニターへの給電ができてしまうのです。
↓こちらの記事でUSB Type-Cケーブルでデュアルディスプレイ化する方法を解説しました。
また、Power Delivery(以下、PD)に対応した充電器はサイズが小さく、少しでも荷物を軽くしたい筆者にとってはUSB Type-Cポートをノートパソコンの給電にも使いたかったのです。
さらに、PD対応の充電器はコンビニでも調達できるので、最悪忘れたとしてもどこかで買えるという安心感があります。
IdeaPad Slim5 Light Gen10はディスプレイ出力・PD対応のUSB Type-Cを2つ備えており、筆者にとって必要十分なインターフェースを持っていました。
安いノートパソコンだと、USB Type-Cポートがあってもディスプレイ出力・PDに対応していない機種もあるので、注意してください。
予算10万円~15万円くらいで買える

性能面でいくら満足しても、20万円、30万円する製品は「コスパの良いノートパソコン」とは言えません。
ノートパソコンの価格帯を調べる中で、10万円~15万円のパソコンがモバイルノートパソコンではコスパが良いことが分かりました。
筆者は、このノートパソコンを周辺機器(PC用バッグやPD対応の小型充電器など)と合わせて106,880円で購入できました。これは、Lenovoの年末セールで福袋セットで購入したおかげですね。
筆者にとって外出先で仕事できるパソコンが10万円で購入できたので、Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は非常にコスパの良いパソコンと言えます。

レビュー執筆時の2026年2月現在、本機の価格は12万円前後となっています。パソコン用メモリの値上がりの影響と思われます。
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10の良いところ
筆者が満足したことが分かったところで、ここからは実際1年間使ってみて感じたLenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10の良いところ・悪いところに触れていきます。
良いところ①:コスパが良い
繰り返しになりますが、Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10はコスパの良いノートパソコンです。お手頃価格で、軽く、事務作業が快適なノートパソコンを求めている方にオススメ。
筆者はメインのデスクトップPCがあったうえでサブパソコンとして使っていますが、ぶっちゃけ以下の用途ならこのパソコン1台で十分だと感じています。
- インターネット閲覧や、動画視聴(YouTube、NetflixやPrime Videoなど)
- Microsoft Office系ソフトやGoogle ドキュメントなどを使った資料・レポート作成
- WordPressでのブログ記事制作
- 2D CADでの設計・製図業務
良いところ②:ディスプレイの画質が良い
意外だったのが、ディスプレイの画質が思ったより良かったことです。
筆者の主観ですが、普通に内蔵ディスプレイ・スピーカーで映画を楽しめるレベルです。
購入時は「WordPressで文章が書ければいい」と思っていた程度で、画質はあまりこだわっていませんでした。
しかし購入後、YouTubeなどで動画を見てみると、意外と画面がきれいなことに気付きました。なんか発色が鮮やかな気がします。なんなら、自宅のデスクトップの液晶モニターよりもいいディスプレイなんじゃないかと感じるくらいです。
本機はノングレア液晶(画面が反射しにくいタイプ)なので、事務作業も動画視聴も両方こなせると感じました。
良いところ③:価格のわりに見た目の質感が良い
こちらも筆者の主観ではありますが、見た目の質感が良く、これもコスパの良さにつながっています。
本機はシルバーを基調とした金属製の筐体で、パッと見た時の安っぽさは感じません。
天板の手触りもサラサラとして良いので、使う時に不快感を感じませんし、なんなら「なんかいいものを使ってる感」があります。

性能面には一切関係ないのですが、仕事道具を使う時に少しでも気分が上がるのは良いですよね!
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10の悪いところ
ここからはLenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10を1年間使ってみて悪いところを紹介します。
とはいえ、いずれも致命的な欠点ではありません。慣れや対策でカバーできるレベルです。
悪いところ①:キーボードの右側が窮屈

キーボードの右側の一部キーが小さく、右手の小指あたりが少し窮屈に感じます。
EnterやBackspaceもキー自体は小さいですが、一番端にあるため個人的には気になりませんでした。

デスクトップ用のキーボードに慣れていると、「」や_(アンダーバー)あたりのキーは、少し窮屈です。
少し使うと慣れるレベルなので、個人的には致命的ではありません。
キーボード自体の質感(プラスチックのツルツル感ではなく、少しサラッとしている)と、打鍵感に不満はありません。
悪いところ②:タッチパッドがクリックしにくい(特に右クリック)

キーボードの手前のタッチパッドでマウス操作ができるのですが、このタッチパッドはクリックがしにくいです。特に右クリックは場所が悪いと反応しないこともあり、あまり使いたくはありません。
タッチパッドの質感の微妙さは、コストダウンの結果なのかなぁと思います。
筆者はマウスを使うので、個人的にタッチパッドが問題になることはありません。
本機のタッチパッドはジェスチャーが使える(例えば2本指で上下に動かせばスクロールができる)し、軽くタップすれば左クリックができます。
なので、ブラウザを見たり動画を再生したりといった用途には特に問題ありません。
ただ、このタッチパッドはドラッグ操作や細かいホイールスクロールがしにくいです。CADを使った設計は、マウスが必須と思ってください。
まぁこのような動作は、タッチパッド自体でやること自体向いてなさそうですが。

そもそもタッチパッドでCAD操作してる人、いない説・・・!
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10のバッテリー動作時間検証
製品仕様書によれば、本機のバッテリー使用時間(JEITA3.0)は「動画再生時 約11.5時間」となっています。
しかし、バッテリー動作時間は使用状況によって大きく変わるものです。実際に作業してみて、バッテリーの動作時間を計測してみました。
| 作業内容 | 検証結果 | 100%→0%の時間 (検証結果から計算) | 検証時期 |
|---|---|---|---|
| 2D CADで設計業務やOffice系ソフトで資料作成 | 1.5時間で18%減 | 500分(約8.3時間) | 購入3か月後 (2025年4月) |
| WordPress上でブログ執筆。モバイルモニターにつなげて2画面環境 | 2時間で30%減 | 400分(約6.6時間) | 購入1か月後 (2025年2月) |
事務作業中心だと、1日8時間はなんとか持ちそうなバッテリー容量となっています。
モバイルモニターをUSB Type-Cでつなげると、パソコンからモニターに電力供給するぶん動作時間は減ります。デュアルディスプレイ環境だと半日は持つが1日は厳しい、といった感じです。
ちょっとした打ち合わせで使ったり、気分転換で外で作業したり、という場合はACアダプタを持たなくても良さそうですね!
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は、コスパの良いモバイルノートパソコンが欲しい人におすすめ
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は、こんな人におすすめのノートパソコンです。
大学新入生
レポート作成やプログラミングのスペックは十分にあります。1.15kgと軽量なので、大学に持ち出すのも楽です。汎用的なUSB Type-Cで給電できるので、ACアダプタを忘れた時は友達にPD対応の充電器を借りることもできそうです。
4Kの動画編集をしたり、3Dの最新ゲームをしたりしない限りは、多くの学生さんにとって4年間で性能不足を感じることはないでしょう。
社会人や個人事業主
出張先で事務作業を快適にできるレベルの性能を持っています。出張先のビジネスホテルで息抜きに動画を見たり、インターネットでの調べものも問題ありません。
個人事業においてもブログ運営、SNS、Web系プログラミングといった作業は十分こなせます。
大量の動画編集など高いグラフィック性能を要求する用途にはあまり向いていませんが、サブ機として外出先でたまに軽い動画編集をする、という程度なら検討の余地はありそうです。
モデルチェンジ後も、コスパの良い機種であり続けると予想
Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は、2024年10月発売のモデルです。
発売から記事執筆時点で1年4か月。もうすぐ次期モデルが発表されてもおかしくありません。
ただ、モデルチェンジ後の後継機種もコンセプトは変えず、コスパの良い機種であると筆者は予想しています。

後継機種は、Gen 11でしょうか?
実際、本機種の旧モデル「IdeaPad Slim 5 Light Gen 8」もセール時は8万円台で売られており、コスパが良いと評判でした。
次期モデル発売時も、本機はしばらくは販売されると思います。
在庫セールを狙って型落ちした本機を安く買うのもヨシ、モデルチェンジした最新機種を選び、コスパの良い機種を長く使うのもヨシですね。
(まとめ)Lenovo IdeaPad Slim5 Light Gen10は、10万円台で買えるコスパ重視モバイルノートの有力候補
事業用に家の外でもWordPress執筆や設計業務をするために買ったノートパソコンでしたが、個人的には大満足。やりたい作業は全部できるし、1.15kgと軽いので持ち運びやすい。10万円の購入資金分の元は余裕で取れました。いい投資だったと思います。
本体で唯一気になるのがタッチパッドの使い勝手ですが、筆者の場合はマウスを使うため、実用上は問題ありません。10万円という安さで購入できたので受け入れられる点です。
筆者の用途だとHP OmniBook 7 Aero 13-bgこれからも、外出先中心で使うサブパソコンとして使い倒していこうと思います。

